熊本市下通アーケード界隈にある馬肉郷土料理の居酒屋『馬肉郷土料理けんぞう』では、郷土料理の
辛子蓮根、一文字ぐるぐる、馬肉料理の馬刺しや馬にぎりなど上質で美味しい料理をご提供します。

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馬肉の歴史

多くの方から愛されている馬肉料理。その歴史は一体いつからあるのでしょうか。こちらでは、馬肉に関する歴史をまとめてみました。

馬肉のルーツとは

馬肉料理のルーツは戦国武将のひとりである「加藤清正」がルーツといわれています。健康食材としても有名な馬肉は、当時も「高熱」の治療薬として使用されていたといわれています。現代でも地方では馬肉を使用した方法が残っています。また馬肉は昭和57年の新聞で「食肉のなかでは寄生虫もいなく生で食べられる」と紹介されています。馬肉料理で刺身が人気なのは、この時代から変わっていないことが分かります。また、馬肉は「桜肉」といわれています。

桜肉の由来

馬肉は桜肉とも呼ばれます。名前の由来には様々な語源があります。

♦ 馬肉の切り身 ♦

新鮮な馬肉の切り身は鮮やかな桜色になります。薄いピンク色の馬肉を並べると、まるで桜の木のように鮮やかに見えます。このことから「馬肉=桜の木」をイメージさせるので、馬肉は桜肉と呼ばれはじめたといわれています。

♦ 佐倉という名前 ♦

桜肉の語源のひとつとして、「佐倉」という地名から生まれたという語源もあります。千葉県の佐倉という地域に江戸幕府の牧場地があります。優秀な馬がいたことから「馬なら佐倉」という言葉があり、そこから「馬=佐倉=桜」と連想されて桜肉になったといわれています。

♦ 獣肉の隠語説 ♦

江戸時代では、現代のように堂々と獣肉を食べることはありませんでした。宗教や当時の保存環境、畜産が行われていない時代背景など、様々な要因が考えられ、禁止されてはいないものの獣肉は食べにくい時代だったそうです。当時は、獣肉を食べることを隠すために隠語で呼ばれていました。猪が「ぼたん」鹿が「もみじ」馬が「桜」という説から「桜肉」という言葉が生まれたといわれています。

♦ 坂本竜馬説 ♦

坂本竜馬が高杉晋作の宴で「咲いた桜になぜ駒つなぐ、駒が勇めな花が散る」という歌が歌われたそうです。この歌の中にある「駒=馬に桜」というフレーズがひとつの言葉になり「馬肉=桜肉」と呼ばれたといわれています。馬肉は歴代の人物に愛されていたのですね。

馬肉料理の歴史は奥が深いものです。加藤清正がルーツといわれている馬肉料理。熊本へお越しの際は一度は食べることをおすすめします。当店では熊本名物の馬刺しや、馬肉料理をご提供しています。また上質な魚介類を使用した活魚料理もご用意しております。お一人様も歓迎致します。また、当店では通販でのご注文も承っております。おいしい馬肉料理をご自宅でお召し上がりください。

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